民泊の伸びはインバウンド需要がきっかけ

外国人旅行客(インバウンド)需要の高まりは、観光庁が毎月出している宿泊旅行統計調査で確認することができます。前年同月対比で10%近い伸びを見せているので、民泊への期待はまだまだ続きそうです。

爆買いブームの失速

一方で2014年頃に定着した爆買いと呼ばれるブームが落ち着きをみせています。主要だった家電製品はラオックスの「天猫国際」ビッグカメラの「国美在線」などの越境ECと呼ばれるサイトが人気でわざわざ東京・大阪に行かなくても手に入る利便性が認知され始めています。

次の打ち手を示したドン・キホーテ

一方で現在のインバウンド消費は日用品(美容・薬・食品)にシフトしつつあります。あえて海外の商品を購入する海淘(ハイタオ)のブームが健在です。Made in Japanへの信頼も厚いため、形を変えても引き続きインバウンド消費は続きそうです。

2016年10月を目処に、ドン・キホーテがその日用品消費客に向けて「majica Premium Global」というサービスを展開予定です。これは訪日旅行客に”おかわり(リピート)注文”が出来るように会員制の通販を行うサービスです。

リピート客を狙う変化と安定

今回は主に中国からのインバウンド顧客を想定した表現になりますが、隣国というアクセスのしやすさから、リピート顧客は民泊でも続々増えてきています。また、2015年日本への観光ビザ緩和を受けて個人単位の旅行客が増加している事も受けています。

東京は街単位で様々な観光が出来るコンパクトで奥の深いスポットなので、民泊ゲストもリピート客を狙っていく流れが来ているのかもしれません。来年には東京オリンピック時期までの予約がAirbnbで可能になりますので、今のうちにリピート客の確保は稼働率を上げるために必要といえます。

宿じゃなく情報(コミュニケーション)で勝負?

リピート客の確保で最も有効的な方法は適切な情報提供です。要するに喜んでもらえる情報収集をすることで、次くるための情報や、次来た時の案内が出来ます。「何回来ても飽きさせない民泊」は住むように旅をする事に似ているのかもしれません。

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