ベッドは民泊の主役といっても過言ではありません。特に都内の民泊は部屋に対するベッドが占める割合が高く、ゲストが一番触れる機会がある場所と言えるでしょう。

1.民泊におけるベッドメイクの重要性

そんなベッドに前回宿泊したゲストの髪の毛が落ちていたら、どんなに行き届いたサービスを提供しても良い気分はしないでしょう。

これは補足程度の話ですが、ピナイは、ホスト様に依頼を受けた後、清掃マニュアルを作成しています。スタッフが固定されていないため、統一された清掃マニュアルにより、どこから清掃を進めれば良いか。注意すべき点はどこかを確認できるようにしています。また、定期的にスキルチェックを行うことで、清掃クオリティを維持しています。

具体的には、ベッドシーツなど洗濯した後、マットレスやマットレスの下に落ちた髪の毛を取り除き、掃除機をかけやすい環境を整えます。洗濯したシーツや毛布なども洗い落とせて居ない場合があるので入念に確認し、柄があるものはコロコロを行います。もちろん清掃した本人の髪の毛が落ちる場合があるので、髪留めと、退出直前の確認を行います。(弊社では同時にホスト様への清掃完了写真をお送りしています。

2.ベッドメイクの基本

 ベッドメイク

2.1 基本

基本何を用意しておけばいいかというのは、普通、家庭で用意されている物と同じです。シーツ、掛け布団カバー、 ピロケース(枕カバー)、ベッドならばベッドパッド。シーツ、カバー類は予備として多めに用意しておきましょう。万が一の事態や、買い直す手間を考えて3セットを洗い替えしていくのが理想です。また、枕カバーやシーツなど劣化しやすい備品はこまめにチェックしておいた方が良いです。デザインに拘る方は買いだめをオススメします。

2.1 予備のシーツ・タオル類は必須!

Airbnbの場合 、10時チェックアウト、15時チェックインなどに設定した場合は、清掃は11時〜15時の凡そ4時間以内にしなければいけません。加えてよくある事ですが、チ ェックアウトの時間が遅れ、更に次のゲストがアーリーチェックインを希望している場合だってあります。

その間に全ての洗濯、清掃を済ませ、ベッドメイクをなくてはいけない為、時間があまりありません。スピーディな対応が求められます。そういった観点から、用意しておくシーツ・タオル類は十分にあったほうが良いです。また、タオルに関しては部屋にストックした場合、探して使用される可能性があるので見つかりにくい場所にストックすると良いでしょう。
シーツに関して言えば、清掃がし易いという点でボックスシーツがお勧めです。見栄えとのバランスはありますが、敷き布団にも使えるので検討してみてはいかがでしょうか。

2.2 目立たないシミが一番困るその時のために

シーツや枕カバーには、口紅や血液のシミがついてる事がよくあります。その場で簡単にシミ抜きが出来ればよいですが、中にはその場では対応出来ない頑固な汚れの時もあります。

シミは丁寧に洗濯すれば大概のものはキレイになりますが、シミがある事に気付かず洗濯してしまい、取り替えようとしてシミに気付く時もあります。チェックインまであと1時間の段階で予備が無いなんて事が無いように、多めに用意しておく事を重ねてお勧めします。

2.3 夏・冬で用意しておきたいリネン類の種類と枚数

日本の気候は世界的に見ても珍しい部類にあるそうです。海外のゲストの体調に合わせたリネン類の準備は十分にしておく必要があります。夏は掛ふとん、冬は掛ふとんの他に毛布があったら理想的です。特に男女2名で同じ部屋に寝ると、温度に対する感じ方は違うため、気遣いのレベルで掛ふとんをプラス1枚くらいクローゼットに用意しても良いでしょう。

3.快適な寝心地は素材で決まる

季節に応じて素材を変えられると、居心地が良くなりゲストからも喜ばれるでしょう。夏はパイルシーツ・麻シーツ、カバーなど、冬はあったかボアシーツ、毛布など、素材にこだわったものを揃えられるとより快適なベッド環境になります!また、最近は夏用として冷感タイプのシーツや肌掛け布団などもあります。冷感タイプはゲストから「寝心地が良くて、買いたいんだけどどこに売ってるの!?」と連絡があり近場のデパートを案内した事があります。

3.1手軽に揃えられるのが羽毛ふとん

手軽に揃えられるのが、羽毛の中厚ふとん、羽毛の肌掛け、ダウンケットと呼ばれる薄手の羽毛の薄手の掛け布団です。夏と冬で厚みが異なり、冬を基準に考えて夏用は1/2や1/3程度の厚みになります。中が羽毛なので、外の気温とお布団の内側の温度を上手く調整します。少し冷える夜も、安心してお休みいただけます。(喘息などで羽毛がダメな方もいらっしゃるので注意が必要です)

3.2 もっともっと手軽なら綿毛布

タオルケットは安易だけど布団はちょっと重いかな。という方は、綿毛布がお勧めです。

綿毛布は、読んで字のごとく、綿(コットン)でできた毛布です。毛布ほど、暑くならず、
さらっとしていて、通常の洗濯機で洗えますので、夏手前までお使いいただけます。

3.3 とにかく肌感が良いのはやっぱり絹

気温、湿気のある陽気に、最適で体によく気持ち良い掛ふとんは、絹の肌掛け布団です。

側生地も絹、中のわたも絹(シルク) 100% の 肌掛け布団は真綿(まわた)肌掛け布団と呼ばれています。絹の肌感は「サラサラ、すべすべした掛け心地でムレ感がなく、衛生的でほんわり、やさしく、包まれるような暖かさ」という肌に触れる素材としては最高な条件が揃った素材と言えるでしょう。それ故に高価になるのは必然となるので、民泊で取り入れるかは価格帯やコンセプトに寄ってくると思います。

 

4.弊社でやっているベッドメイク+α術

弊社ではリネン類の洗濯を部屋内で、乾燥をコインランドリーで行っています。(※弊社独自のリネンサービスも検討中です)コインランドリーの乾燥は清掃時間の中で最も時間のかかる作業なので、洗濯が終わり次第すぐに対応しています。手順を知らないと、乾燥出来る時間が限られてリネン類の保存状態に影響します。

ベッドメイクは丁寧に行いますが、終了後にコロコロをかける時間をとっています。

これは洗濯・乾燥をしても髪の毛が付着している可能性と、ベッドメイクする上でスタッフの髪の毛が落ちる・布団を広げる際に死角になっていた場所からゴミが出てくるなどを対処するためです。